「膣の締まりが良くなってセックスで彼氏を悦ばせられる」と話題の膣トレ。
実は、男性だけでなく女性も感度が上がってイキやすくなりますし、ダイエット、美尻、美肌といった嬉しい効果もあります。
しかし、膣トレに励む女性に話を聞くと、間違ったやり方を続けて思うような効果が得られていないケースが多いです。
そこで、この記事では、膣トレの正しいやり方と効果について解説します。
膣トレの効果6つ
膣トレには、大きく6つの効果があります。
- ボディラインがキレイになる
- ホルモンバランスが改善する
- 美肌効果
- 尿漏れや便秘が改善する
- セックスで男性を悦ばせられる
- 女性もイキやすくなる
ボディラインがキレイになる
膣トレで膣を締めるトレーニングを繰り返すことで、インナーマッスル(身体の深いところにある筋肉)が鍛えられ、姿勢が良くなって体幹も安定します。
その結果、お腹やお尻のボディラインがしなやかになってキレイなくびれが現れますし、前ももやふくらはぎの張りがとれて美脚になります。
ホルモンバランスが改善する
膣トレで膣を締めて引き上げることで、日常生活の中でズレた内臓が正しい位置に戻ります。
内臓が正しい位置に戻ると子宮環境が改善され、ホルモンバランスも整い、アンチエイジングになります。
美肌効果
膣トレは血流を改善する効果もあります。
血流が良くなると代謝も良くなり、美肌効果が期待できます。
尿漏れや便秘が改善する
出産後に尿漏れに悩む女性は多いですが、膣を締めるトレーニングをすることで尿が漏れにくくなります。
また、膣トレによって骨盤底筋(子宮や膀胱など骨盤内の臓器の支持や排泄機能の制御を行う筋肉)を鍛えると、便秘や生理痛、PMS(月経前症候群)、腹痛が改善します。
セックスで男性を悦ばせられる
セックスで男性が性的快感を得るには「膣の締まり具合」が重要で、その締まりに影響を及ぼすのが骨盤底筋です。
骨盤底筋は、日常生活の中で動かすことがあまりなく、動かさないと退化しますし、出産を経験すると傷ついて「ユルユルの状態」になってしまいます。
膣トレで骨盤底筋を鍛えて筋肉量を増やすことで膣の締まりが良くなり、挿入したときの感度が格段に良くなります。
女性もイキやすくなる
女性が「セックスで気持ち良くなれない」場合、骨盤底筋の退化が原因となっている可能性があります。
その場合、膣トレで骨盤底筋の筋肉量が増やすことで、性機能が向上して性的絶頂に達しやすくなりますよ。
また、下半身の血流が改善して体液の分泌も活発になり、「濡れやすい」体質になることが分かっています。
こんな女性には「膣トレ」がおすすめ
以下の内容に当てはまる状態の女性には、是非とも膣トレを実践してほしいです。
- 生理中や生理前のイライラや気分の落ち込み、痛みがひどい
- 尿漏れする(頻繁におしっこに行きたくなる)
- 便秘がち
- お腹やお尻のたるみが気になる
- ボディラインが気になる
- 姿勢が悪い
- セックスレス(夫や彼氏が「セックスでイケない」という)
- セックスで気持ち良くなれない
膣トレは1日5分で効果が出る
「ダイエットはしたいけど運動は面倒くさい」、「彼氏には気持ち良くなってほしいけど、しんどいのはイヤ」と思っていませんか。
大丈夫です。
膣トレは、1日たったの5分で終わりますし、激しい運動も必要ありません。
他のトレーニングやエクササイズより楽ちんなのに絶大な効果が得られるので、1ヶ月もすれば病みつきになるはずです。
膣トレのやり方
膣トレには色々なやり方があり、得られる効果も様々です。
いくつか試してみて、無理なくできて期待する効果が得られる膣トレを継続しましょう。
立ったまま膣トレ(服を脱がずにできる)
- 平らな地面の上に、両足を肩幅くらいに広げてまっすぐ立つ
- 大きく息を吸い込みながら鎖骨を開き、内ももを外側にひねる
- 大きく息を吐きながら両手を合わせて真上に伸ばす
- 2.~3.の動作を10回繰り返す
ポイントは、2.で大転子(脚の付け根にある出っ張った骨)に力を入れることです。
膣内に指や器具を挿入する必要がないので、服を着たまま手軽に実践することができます。
エクササイズの教室などでカリキュラムに取り入れられている一般的な膣トレの一つなので、やったことがある人も多いでしょう。
仰向け膣トレ(服を脱がずにできる)
- 仰向けに寝て、足を肩幅くらいに開く
- 膣と肛門に力を入れて引き締め、5秒間キープする
- 力を抜いてリラックスする
- 2.~3.を10回繰り返す
立ったまま膣トレと同じく服を着たままできる膣トレです。
尿漏れや便秘改善に効果が高く、朝起きたときや夜寝る前に実践する人が多くなっています。
指突っ込み法(お風呂で実践)
- 浴室で湯船につかって股を開く
- 人差し指と中指を第二関節くらいまで膣内に挿入する
- 膣内で2本の指を立てに開く(縦向きにピースする)
- 大きく息を吐きながら膣と肛門に力を入れ、膣内の指を引き上げたまま5秒間キープする
- ゆっくり力を抜く
- 4.~5.を10回繰り返す
湯船につかってリラックスした状態で実践する、膣トレの代表的なやり方です。
膣内に指を挿入するのに抵抗がある人もいるかもしれませんが、膣を締める感覚が分かりやすく、効果も実感しやすいおすすめの方法です。
布ナプキン膣トレ
- 座って股を開く
- 指で膣をゆっくり押し広げ、布ナプキンを膣に挟む
- 膣と肛門に力を入れて布ナプキンを挟み込み、5秒間キープする
- 3.を10回繰り返す
膣内に指を入れることに抵抗がある人におすすめの膣トレです。
下半身は裸になる必要がありますが、布ナプキンを挟むだけなので、指突っ込み法よりは手軽&抵抗なくできるでしょう。
セックスの感度を上げるならアダルトグッズ(ラブグッズ)を使った指突っ込み法(膣トレ)がおすすめ
セックスで男性を悦ばせて自分も気持ち良くなるために膣トレをするなら、指突っ込み法が確実です。
膣の締まり具合を確認できるのでモチベーションを維持できますし、膣トレ中に気持ち良くなってオナニーやGスポット開発に移行、なんてこともあって楽しめますよ。
また、指突っ込み法を実践するなら、ラブグッズの使用も検討してみてください。
指を突っ込むよりラブグッズを突っ込んだ方が効果が高くなる(気持ち良さも)のでおすすめですよ。
膣トレの定番は「Femimate+ フェミメイトプラス」
膣トレ用のラブグッズとして女性に評判なのが、膣トレのために開発された「Femimate+ フェミメイトプラス」です。
フェミメイトプラスは、膣トレ専用のラブグッズです。
フェミニストプラスを扱う「Kanalia」がGLITTERで紹介され、SNS上でも話題になりました。
フェミニストプラスは、専用アプリをインストールしてスマホと連動させ、スマホをコントローラーとして使用したり、日々の記録をスマホに残したりすることができます。
人気の秘密は、指先では実現できないような繊細なタッチで膣トレをサポートしてくれることと、1日たったの2分で効果が出ることです。
また、フェミメイト「プラス」限定機能である「ヒーティング機能」は、本体が38度になり、人の指先で触れられたような感覚を味わうことができます。
フェミメイトプラス本体が感知した膣圧をスマホアプリで記録しておけば、トレーニングの過程や成果を数値で確認できるので、モチベーション維持にも役立ちますよ。
- タッチのレベルを選択可能
- シリコン樹脂でお肌や膣に優しい
- USB充電なので電池不要
- 生活防水機能でお手入れ簡単
- オシャレなのでアダルトグッズに見えにくい
- iPhone4S以降、iPad3rd以降、iPod touch5th以降(iOS5.0以降)
- Android4.4以降、Android wear4.4以降、Bluetooth4.0以降
私の場合、使い始めて1ヶ月くらいは内ももや下腹部が軽い筋肉痛になりました(それだけ膣内がユルユルだったということですね)。
1か月半くらい経つと挿入したときの感度が上がってイキやすくなり、3ヶ月使い続けると、お腹やお尻のラインがスッキリしてきました。
少し値は張りますが、膣にもカラダにも良いことばかりですよ。
入れっぱなしで膣トレになる「SVAKOM Nova ボール」
SVAKOM Nova ボールは、膣内に挿入したままで膣トレができるラブグッズです。
49g・135mm×36mm、75g・170mm×32mm、95g・162mm×28mmの3つのボールがセットになっており、レベルに応じて使い分けることができます。
いずれのボールも膣内に優しいシリコンで鉄球を包んでいるので安心です。
使い方は、膣内にボールを挿入して膣を締めておくだけ。
家事や育児をしながら使える(パンツは履けませんが)ので、専業主婦の女性におすすめです。
ボールに付いたシリコン製の紐を引っ張れば簡単に出せるので、尿意を感じたときも安心です。
挿入しておく時間は長いですが、入れたまま他のことができるので、使い勝手が良いです。
私は、仕事中に使うこともあります(自宅でアダルト記事を執筆しているときとか)
オシャレなグッズがイイなら「Je Joue Ami ジェジュー アミ ローズ」
Je Joue Ami ジェジューアミは、ノヴァボールと同じく入れたままで膣トレできるラブグッズです。
重さと大きさの違う3つのボールがついていて、入れたままにしておくのはノヴァボールと同じですが、よりオシャレで女子力高めになっています。
夫や彼氏の指を使うのも効果的
夫や彼氏に指を挿入してもらう方法もあります。
「恥ずかしい」と思うかもしれませんが、自分でする膣トレでは得られない効果が2つもあります。
- 男性が感動する
- 膣トレの効果が早く現れやすい
男性が感動する
膣トレは、自分の性器を晒して指を突っ込むという、女性にとってセックスよりも恥ずかしい行為です。
そのため、サポートをお願いすると、男性は「膣トレのサポートを任されるなんて、信頼されている証拠だ」と思って感動します。
当然ながら積極的に手伝ってくれますし、あなたに対する接し方も優しくなります。
膣トレサポートを通してエッチなコミュニケーションに花が咲き、セックスレスが解消したというカップルも多いので、信頼できる男性がいるならおすすめですよ。
膣トレの効果が早く現れやすい
膣トレは、意識して骨盤底筋を引き上げるトレーニングですが、男性にサポートしてもらうと、羞恥心から無意識に膣が締まってトレーニングの効果が高まると言われています。
また、サポートしてもらううちにノッてきて、1日10回より多くトレーニングすることもあり、一人よりも早く効果が現れやすいです。
私は、彼氏の指でしてもらうのが一番好きです。
アダルトグッズも良いのですが、彼氏と「ああでもない、こうでもない」と言い合いながら試行錯誤する過程が楽しいからです。
おすすめできない膣トレ
膣トレに関する記事を読んでいると、「女性の身体を知らない人が書いたんじゃないの?」と疑いたくなるような、NGなトレーニング方法をよく見かけます。
その中でも、特におすすめできない方法をいくつか挙げておきます。
おしっこを止める膣トレ
尿意を感じたときに膣を締めて、おしっこを我慢する膣トレです。
確かに、おしっこを我慢すると膣が閉まる感覚を感じやすいですが、膀胱炎になるリスクが高いので、止めておきましょう。
膣トレの前にはトイレに行き、尿意や便意がない状態にしておくのが基本です。
お尻の穴を締める膣トレ
お尻の穴に意識を集中する膣トレもよく見かけます。
膣トレでは膣と肛門を意識して締めるので、あながち間違っていないと思うかもしれません。
しかし、「肛門だけを締める」と書かれているものもあり、これでは膣トレになりません。
また、「肛門にアダルトグッズを挿入して締める」という記事もあり、これはもう膣トレではなくアナルトレーニングです。
性癖の一つとしてアナルを開発するならお尻の穴を締めるトレーニングも意味があるかもしれませんが、膣トレにはなりません。